カステララスク

長い事更新してなかったですね…

もう春です。


今日、ユズが去年の八月から通わせてもらっていた保育園の最後の日でした。




…ユズが6ヶ月の頃の2月の終わりから午前中の3時間だけ、知り合いの会社に手伝いに行くようになりました。

たまたま銀行で、以前勤めていた会社の同僚に会い、その人が独立した会社で手伝いをしてほしいと言われ、安易に「行く行く！」と受けたんです。

午前中の3時間だけの勤務ですが、母乳をあげていたので、朝家を出る直前にあげて、帰ってすぐあげて…と、私にとってもユズにっってもなかなかハードな毎日でした。

でも仕事自体は誰にでもできるような簡単な仕事で、午前中の3時間しか勤務出来ない私には、以前のようなデザインの仕事はまかせてもらえません。
今までのスキルを生かすような仕事をするためには勤務時間をのばさなくてはいけません。

ユズが1歳になるころ、治療のため、卒乳することに。
同時に「保育園」を探し始めました。


保育園に対する知識は無く、とにかく祖父母と同居している我々は認可保育園には入れない、認証保育園を探さなければいけない…と近場の保育園を探しました。
（あとから知ったのですが…同居している祖父母が65歳以上の場合は同居していないケースと同じように扱われるため、申請を出せばよかったみたい…もっとしっかりリサーチするべきでした(>_<、)）

でも途中から入れる所はなく、どこも「来年の4月からでしたら大丈夫です」とのこと。


あきらめていた所に知り合いから聞いた「一時保育」という言葉。

認可保育園に入るには、まず市に申請を出し、市が入る子供を選定します。

でも「一時保育」は、その保育園との直接交渉で、その時その園に余裕があれば、一時的に預ける事ができ、
保育費は市の補助が出るため1日2000円です。

それを知って、私はこの辺りの認可保育園すべてに電話をかけ、
一時保育で預かってもらえないかと電話をかけまくりました。

その時、ほとんどの保育園で「今いっぱいです」との返事の中、唯一「相談してみます」と言ってもらえた保育園が、今日まで通っていた「なごみ保育園」です。

1週間、返事を待ち、「大丈夫です」との返事をもらい、ユズが1歳を過ぎた八月のお盆開けから週3回通うようになりました。


お盆開けということで、季節は夏真っ盛り。めちゃくちゃ暑い。

自宅は毎日冷房をかけていたため、慣れない保育園の環境に加え、暑さ

…ユズにとって最悪の状態でのスタート。


初日は２時間ともたず38度の熱を出し呼び出し。

次の日も熱…家を出る頃は平熱なのに…


あとから知り合いの保育士に聞いた話…
保育園は、外気の温度と室内の温度の差が5度以上あってはいけないらしく、外が35度だと、室内を30度以下にしてはいけないらしく、家で冷房をかけて育った子供は体が慣れるまで大変とのこと。


普通の保育園だと毎日行くため普通1ヶ月くらいでどうにか慣れる子が多い中、一時保育は慣れるのがめちゃくちゃ時間がかかります。

通わせている最中は、仕事中も心配で心配で、仕事どころじゃありませんでした。

毎日ボロボロ泣いて目を腫れさせ帰ってくるユズを見て…こんなツライ思いさせて、自分はなんてかわいそうな事してるんだろう…とへこむ日々。

そして、ユズのためにも毎日ちゃんと通える保育園をもう一度探そう！とまた電話をかける事に。。。

でもやっぱりどこも「来年の4月からでしたら大丈夫です」の返事。。。

なかなかうまくいかない毎日で、沈んだ時期でした。


でも、それを救ってくれたのが「なごみ保育園」の先生方です。

初めは「一時保育だから」と、その日限りの保育しかされないと勝手に思っていたのですが、そんな事はまったくなく、
不安でいっぱいの由珠に、気長に、真剣に、やさしく向き合ってくださり、その甲斐あって、徐々に由珠は保育園で笑顔を見せるようになり…

11月の終わりには、保育園に送るキタノシに笑顔で「バイバイ」と言ってくれるようにまでなりました。



保育園へは毎朝キタノシが送ります。

私は8時半に家を出て、そのあと9時にキタノシが保育園へ連れて行きます。

帰りは祖父母に迎えに行ってもらいました。


私は毎日、園からの連絡ノートを見るのが楽しみでした。

ノートの「機嫌」の欄…「悪い」に○がついているのが、「普通」に○がつくようになり…

徐々に「良い」に○がつくようになりました。


ご飯も、初めは5分の1、とか×とかだったのが、花丸がつくようになったり…


保育園で教えてもらっているのか、いつのまにか自宅でのご飯も上手に食べれるようになってたり、嫌いな野菜も保育園だと食べていたり、





初めはかぶるのが大嫌いだった帽子…たまに私が迎えに行くと、園庭で遊ぶユズはちゃんとみんなと同じように帽子をかぶっていたり…



最終的に帽子がすごく気に入って、家でもかぶってました。



12月からは週4回、月火木金、保育園へ行きました。
その頃には完全になれ、今年の2月からは17時まで預かってもらっていました。


そんな保育園とも今日が最後でした。


最後の日はお礼の挨拶をしたかったので、私が迎えに行くと、こんなプレゼントを頂き涙が出ました。



手作りのフォトムレームに入ったユズの写真と、今まで撮った園でのユズの写真です。


大好きな積み木、こんなに積んでいたなんて。



この保育園は本当にすばらしい保育園で、例えば置いてあるオモチャ
すべて木のオモチャ（しかもネフをはじめ一流の木のオモチャ）か職員の手作りのオモチャでした。

これもジョージ・ラックのパズルだし…




本当にやさしくステキな先生方でした。






4月からは毎日通える保育園に変わります。


去年の暮れに募集があった4月からの認可保育園はみごと落選です。


でもなんとか4月から認証保育園へ入れる事になりました。


環境が変わる事、慣れるまで、また去年のようなツライ思いをするのかと思うと悲しくなりますが、普通の保育園へ入るためにはしかたありません。

今度は私とキタノシの職場近くの東区の保育園にしました。
長く通うので、何かあったらすぐに私かキタノシが迎えに行けるように。

そのため4月からは私がユズを保育園に送る予定です。

それが本当に不安で不安で恐ろしいです。




この間、その新しい保育園のクラス説明会に行きました。

入園となると教材や体操服など盛り沢山です。



名前書きはキタノシの仕事。



私の字では恥ずかしいとの事(笑)



さぁ来週は入園式です。